救急外来の考え方・動き方 その3

救急

 どうも、こんにちは! Dr.クルクルです。
それでは前回の続きからやっていきましょう!

 「初期研修医はなぜ救急外来が苦手なのか?」その原因の2つ目は「自分の仕事がどこまでなのかわからない!」からであり、「まずは医師以外の人でもできることを含め全部できるようになる!」ことが大切で、そのためには「物品の名前と場所を把握すること」が必要であることを、前回お話ししました。

 最後は…③ コメディカルとの関わり方が分からない です。
コメディカルとは看護師や放射線技師・薬剤師など自分以外の職種のスタッフのことです。医療現場では様々な職種の人々と連携を取りながら診療を進めていきます。昨今は「チーム医療」とよく言われますが、医師はそのリーダーとして決断をして指示を出す立場にあるため、より大変です。

決断できるだけの医学知識と技術を身に付けるのはもちろん大事ですが、一方でもっと当たり前なことも大切になってきます。一方的で無愛想な指示では指示を受ける人も良い気分にはなりませんよね😞
研修医の時はどうしても知識不足を痛感し余裕がなくなってしまうこともありますが、
病名だけでなく、スタッフの名前も覚えよう!
これが意外と全部の病棟を回る研修医にとっては大変で私も苦労した部分ですが、頑張ってください!
裏技は遠くから名札を見て名前を確認しておいて、前から知ってたかのようにスムーズに声をかけることです(笑)。そして日頃から挨拶をして、いざ緊急の時や救急外来が全体的に忙しそうな時に話しかけやすい人を作って置くことがポイントです💡

この本は救急外来での接遇や裏話について林先生らしいユーモアあふれるタッチで書かれていて、大変読みやすかったので、興味がある方は読んでみてください。

今までのまとめです。
①  救急外来の診療は主要症候から攻める!
② 物の名前と場所を確認!
コメディカルの名前を覚えて、先生挨拶!
これで、あなたも快適救急LIFE😁

本日はここまで!
次回は未定ですが「各論」で具体的な診察内容についてお話ししたいと考えています。

 救急外来で気になっていることや今現在困っていることがあったら私に教えてください。いただいた質問に可能な限りお答え出来たらと思います。

 それでは、また(^-^)/

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