社会保険料の「領収済通知書」の罠

事業・開業

あなたは社会保険料を自分で支払ったことがあるでしょうか?
サラリーマンであれば、社会保険料は給料から天引きされるものなので、あんまり意識したことはないかもしれません。
個人事業主や自分で会社を持っている方の場合は、自身で社会保険料を納付するため否が応でも意識せざるを得ません。私の場合はマイクロ法人の役員として今年から役員報酬を出すようになり、社会保険料の支払いをするようになったばかりになります。

社会保険料の支払いは口座振替をお勧めされているものの、ネット銀行だと口座振替の対応しておらず、私は現在振替ができません。このような場合は納付書を用いて金融機関窓口で払うか、Pay-easyを用いて電子納付することになります。私の場合は個人の楽天銀行から電子納付をしています。

支払いは基本的に先月分の支払いを翌月にするので少しタイムラグがあるんですよね。なので、正直どこまで払ったのか覚えていないことがあります…。そんな中、下の画像のような書類が来たんです。

そう。「領収済通知書」が届いたんです。ちなみに、3枚つづりで後ろには「領収控え」と「納付書」の部分に取り消し線が引いてある「領収証書」となっています。今現在5月なのですが、3月分とのこと。 

「へー、こんな感じで領収書がくるんだー。」とぼーっとしていたところ、先日突然年金事務所から電話が来て、「3月分の社会保険料の支払いがまだされていません。」とのこと!
なんと、この「領収済通知書」ってやつが納付書なのだそうです!
いやいやいや、領収済って書いてあるやん!!これは完全に罠です。完全にPay-easyで支払い済と思い込んでいました…。幸い延滞料の発生は6月1日からとのことで、すぐに電子納付を行い、事なきを得ました。

この書類、”支払い済み”と勘違いしますよね!
まぁよく見れば(よく見なくても?)、領収の印鑑のところにハンコが押してないので、支払ってそこにハンコが押されて完成ということですよね。なので、ハンコが押されてないこの紙はまだ未完成ということになります。
というわけで、しょうもないミスですが、社会保険料の支払いの紙は、「納付書」ではなく、「領収済通知書」が届くよというピットフォールでした。

ちなみにちょうど自動車税の支払いも紙が来ていたのですが、この紙も同じく「領収済通知書」でした!
ということで、税金・社会保険料関係の納付書はまだ支払ってないのに、「領収書が来る」ということを覚えていただければと思います。
ちなみに令和5年から自動車税の納付確認は電子化されたそうで、自動車税の納付証明書を車に積んでおく必要はなくなったそうです。ただし、納付から2~3週間以内に車検を行う場合はデータが反映されていない可能性があるため、事前に普通車は都道府県税事務所、軽自動車は各市町村役場に相談をしておく必要があるそうです。

ではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました