在宅医療に必要な資格

仕事

昨日は半分趣味の抗加齢医学会専門医についてご紹介しました。
今回は自分が在宅診療クリニックに転職するにあたり、追加で取得した資格についてご紹介させていただきます。

まず、元々持っているもので役に立つのは各種専門医資格です。私の場合は救急科専門医と集中治療専門医ですが、専門医資格を持っていると、派生して他の資格をスムーズに取得することができることが多いです。

そして、追加で取得した資格は「難病指定医」と「緩和ケア研修会(PEACE)修了者」です。

難病指定医の在宅診療における使用場面としては、指定難病の患者さんを担当したときに「難病の医療費助成の支給認定申請に必要な診断書(臨床調査個人票)」の更新をすることができるようになるため、指定難病の患者さんを担当できるようになるといったメリットがあります。
難病指定医はベースとなる専門医を取得していれば、それだけで申請可能です。もし、専門医を持っていなければ、難病指定医研修を受講して「協力難病指定医」を申請しましょう。

緩和ケア研修会への参加が要件となる診療報酬項目があるため、緩和ケア研修を修了することでクリニックとしては同じ診療行為を行っても取れる点数が高まる可能性があるため、これも非常に重要な資格(研修会)です。
これはまずe-learning(厚生労働省のがん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会)を自分で行って、それが終わり次第、各地域で開催されている集合研修を受講することで修了することができます。

少なくとも上記2つはクリニックの集患と収益に深く関わってくるため取得必須と言えるでしょう。
また新たに有用な資格に気づいたら、このブログで報告しますね!
ではまた。

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